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甘酒の効果で疲労回復

 

江戸時代の栄養ドリンク

クーラーなどのない江戸時代の人々は、過酷な夏場を乗り切るために、甘酒を飲んでいたそうです。現代に置き換えると、栄養ドリンクのような感覚だったのではないでしょうか。自然食品でこれほど栄養があって、バランスのいい食品というのはなかなかありません。ここでは甘酒の驚くべき疲労回復効果についてご紹介します。

甘酒の疲労回復効果

甘酒がもつ疲労回復効果の3つのポイント

◇疲労回復に効果的なアミノ酸が含まれている

◇ビタミンB群が豊富

◇ブドウ糖が豊富

  1. 疲労回復に効果的なアミノ酸が含まれている

 疲労回復効果の高いアミノ酸といえば、「BCAA」です。「BCAA」とは、「Branched Chain Amino Acids」の頭文字をとった言葉で、バリン、ロイシン、イソロイシンのことを言います。これらは必須アミノ酸と呼ばれる人の体内では作り出せない成分で、外部から摂取する必要のあるアミノ酸です。BCAAは、筋肉のエネルギー源として摂取され、筋肉のコンディションを整えることからも、プロスポーツ選手やプロトレーナーの方々だけでなく、一般の方々にも注目されています。

もともと人体は20種類のアミノ酸で構成されていますが、そのうち体内で合成することができず、食事などで体外から摂取する必要がある種類のアミノ酸のことを必須アミノ酸と言います。

必須アミノ酸は全部で9種類あるのですが、甘酒にはそのすべてが含まれていることが分かっています。

2.ビタミンB群が豊富

ビタミンB群とは、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類を総称した呼び名で疲労回復に効果的です。

これらのビタミンB群のうち、甘酒にはビタミンB12以外すべてが含まれています。

疲労感が発生することのひとつの原因として、体内に摂取した栄養素がうまく代謝されず、効率よくエネルギーに変換されないことが挙げられます。

ビタミンB群は体内でこのエネルギー代謝を円滑に進める役割を果たすため、疲労回復に効果があるといわれています。

3.米麹の甘酒にはブドウ糖が豊富

米麹の甘酒は、自然な甘さがあります。この甘みは、米のデンプンが発酵の過程で糖に変わることで生まれるブドウ糖の甘みです。

普段私たちは、炭水化物を体に吸収できる形である糖質に変えて吸収していますが、甘酒には分解しなくても吸収できるブドウ糖がそのまま入っています。

このブドウ糖は、病気の時に病院で受ける点滴の主要な成分にもなっています。

分解という余計な力を使わず、スムーズに体内にエネルギーを補給することができるので、疲労時の栄養補給には効果的です。

効果的に摂取するには

アミノ酸は体内でエネルギー源として活用されますので、日ごろから食事などでアミノ酸を摂取しておくと、急な運動の際にも素早くエネルギーとして効果を発揮してくれます。その中でも筋肉疲労回復を目的にすると、一番良いタイミングは、筋肉を使う際、特に激しいスポーツの前後です。

また、慣れないスポーツや過度の力仕事をするときなど、普段使わない筋肉を使うことが予測される場合には、あらかじめ飲んでおくと筋肉疲労を軽減できるのでお勧めです。

運動以外であれば私たちは睡眠時にもエネルギーを必要としていますので、就寝前の摂取も有効です。

実際、就寝前にアミノ酸を摂取するとしないとでは、翌朝の目覚めの具合や、体のスッキリ感が違うと多くの方が実感されています。

夜寝る前に甘酒を

ご紹介したように、甘酒には必須アミノ酸やビタミンB群など疲労回復に効果的な成分が豊富に含まれています。

疲労回復や良質な睡眠のために、就寝前の1杯の甘酒をぜひお試しください。