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牛乳の種類

 

栄養豊富でご家庭で親しまれている「牛乳」には様々な種類があります。ここでは牛乳の種類や、品質の違いについてご紹介します。ご購入の際に役立ててください。

◇無調整
しぼったままの生乳(原乳)の成分を調整していない牛乳のことです。調整していないので、季節による成分の変動があります。冬場は成分中の脂肪分が高まり(無脂乳固形分8.7%以上、乳脂肪分4%以上になることがある)夏場は、牛が乳脂肪分の元となる繊維質の含量の少ない青草を多く摂るために、脂肪分が減り、味が薄く感じられることがあるそうです。
学校の給食に出てくる牛乳は、多くがこの「成分無調整牛乳」とのことです。

◇特別牛乳
大きく分けると、「成分無調整」の中に分類されます。その中でも、「特別牛乳さく取処理業」の許可を受けた施設で製造された牛乳は、特別牛乳として販売されます。無脂乳固形分は8.5%以上、乳脂肪分は3.3%以上ないと認められません。また、細菌数は1ミリリットルあたり30,000以下、大腸菌群が陰性であることも条件です。もし、加熱殺菌をおこなう場合は、63度~65度で30分間おこないます。無調整乳の中でも、さらに厳しい基準を設けた「特別牛乳」は、限られた数少ない牧場でしか製造されていない、貴重な牛乳です。

◇調整牛乳
「無調整牛乳」に対して、乳脂肪分の一部を除去したり、水分を一部除去して、濃度を上げるなどして、生乳から乳成分などを除去したもののことを言います。無脂乳固形分は8.0%以上であることが必須です。「無脂乳固形分」とは、牛乳の乳脂肪を除いた固形分のことで、主にカルシウム、ナトリウム、マグネシウム、リンなどのミネラル類のことです。

◇低脂肪乳
乳脂肪分のみを調整した牛乳のうち、乳脂肪分0.5%以上1.5%以下のもののことです。無調整のものより比較的値段が安いことが多いです。無調整のものに比べ、カロリーや脂肪分が少ないので、ダイエット中の人に向いています。牛乳の味は薄めです。

◇無脂肪牛乳
「無脂肪牛乳」は、乳脂肪分のみを調整した牛乳のうち、乳脂肪分0.5%未満のもののことを指します。そのためカロリーは控えたいけれど、カルシウム不足は気になる、という方は、低脂肪乳や無脂肪牛乳を飲むと良いでしょう。

◇成分調整乳
調整した牛乳のうち、低脂肪牛乳・無脂肪牛乳に該当しないもののことで、生乳に含まれている水分や乳脂肪分などを一部除き、成分を調整しています。

牛乳と乳飲料の違い

◇牛乳
牛乳の定義は、食品衛生法の乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(昭和26年厚生省令第52号)いわゆる乳等省令で定められています。その省令では、原料の牛乳から、大きく味や成分を変えないものを「牛乳」としています。

◇乳飲料
「牛乳」に比べて、「乳飲料」とは、無調整の牛乳や乳製品を主原料とし、カルシウムやビタミンなどを加えて特定の栄養素を強化したり、果汁やコーヒーなどを加えたりして、消費者の嗜好に合わせて加工されたもののことを言います。

お好みに合わせて牛乳を使い分けたり、お買い物の際のご参考になさってください。