小清水米
幻のお米「献上米」
宮崎県高原町の小清水米使用

「献上米」というお米をご存知でしょうか?
他のお米より特別に大切にされ、とても歴史の深いお米なのです。
献上米とは

毎年11月23日にとりおこなわれる宮中祭祀「新嘗祭(にいなめさい)」に献上される、神事に使う特別なお米のことを「献上米」と呼びます。新嘗(にいなめ)とは、「その年に採れた新しい穀物」のことをいい、五穀豊穣を感謝するお祭りに献上米が使われるのです。

献上米が幻のお米とされている理由
各県が厳しく選考して指名された農家が、自分の水田の一部を献穀斉田(けんこくさいでん)として栽培する献上米。この一部の水田には鳥居が建てられ、神主が御田植え(おたうえ)の儀や抜穂式(ぬきほしき)といった儀式をおこない、育ったお米は皇居まで生産者が献上にいきます。

献上米は、献穀斉田でできたお米のことを言うので、数に限りがあり、スーパーなどに出回ることは滅多にありません。お祝い事の品として使われたり、インターネットでの販売が多いため、幻のお米となっています。

献上米に選ばれるということ
農家の方にとって、献上米に選ばれることはもちろんのこと、直接天皇陛下からお言葉をたまわるということは、大きな功績であり名誉なことです。

選ばれた農家だけでなく、町の多くの人が献上されるまで大事に見守っている、とても大切にされているお米でもあるので、町全体としても自慢できる功績となります。

大切な年中行事の新嘗祭

新嘗祭(にいなめさい)はその年の収穫を祝うお祭りで、神前にその年にとれたお米などをささげて五穀豊穣を祝います。その起源は天照大神と古事記に記されているというほど昔からあるお祭りで、歴史ある大切な神事です。

神道の祀り事の中でも特別大切にされている行事で、天皇陛下も新嘗祭を終えてから新米をお召し上がりになります。11月23日は、現在では勤労感謝の日ですが、終戦直後のGHQが神事の新嘗祭を危険視する動きがあったため、「勤労・生産に感謝する日」として新嘗祭の日が勤労感謝の日となったという歴史的背景があります。

高原町で作られている献上米
神話にでてくる、天の逆鉾(あまのさかほこ)が山頂に刺さっている、霧島連山の高千穂峰のふもとにあり、宮崎の名水地としても有名な高原町。霊峰でもある高千穂峰のおいしいわき水と、豊かな自然の中でお米を栽培しています。

お米作りの技術努力で高い評価をうけた高原町の小清水米は、平成27年に献上米に認定されました。高原町のお米は甘味があってお米の質も高いことから、スーパーでも人気があり、新米を心待ちにしているお客様も多いのだとか。

高原町の献上米は小清水米
高原町の献上米は、小清水米です。

BM菌(バクテリア・ミネラル菌)を使った環境保全型の農法で、BM菌を混ぜた液体肥料(ラグーン液肥)で稲がもともと持っている免疫力を引きだします。少ない農薬でも病気になりにくく、虫にも強い稲に成長させることができます。この農法と霧島連山のおいしいお水で、高原町の献上米はできあがりました。

高原町の献上米は市場にでまわることは滅多にありませんが、霧島連山の自然のなかでのびのび育った「はなかぐら・山田錦」の米を使用